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環境と共生し、
地域に開かれた
クリーンセンターいず
クリーンセンターいずは、伊豆・伊豆の国市の可燃ごみを、安全に処理する施設です。周辺環境と調和し、地域のシンボルとなる施設を目指します。
安心・安全で、安定稼働する施設
24時間体制での運転状況監視や、自動燃焼制御システムによる燃焼管理により、ごみを安全かつ安定的に処理します。
停電時も施設の自立運転を行い、災害時に発生したごみにも適切に対応します。
環境保全への配慮
排ガスの濃度管理は、法規制値よりも厳しい自主基準値で行います。
臭気対策として、ごみピットの空気を炉内に取り込み、燃焼用空気として利用することで、外部に拡散しない構造としています。
プラント排水を施設で循環再利用し、外部に放流しないクローズドシステムを採用するなど、周辺環境の保全に配慮した施設となっています。
住民に開かれた施設
施設には見学コースを設け、広いガラス面から工場棟の内部を見学できます。
モニター映像や模型の展示により、楽しくごみ処理の仕組みを学ぶことができます。
屋外には芝生公園も備えており、住民の憩いの場として開かれた施設を目指します。
エネルギーの有効活用
ごみを燃やして発生する熱を利用した蒸気タービン発電を行います。
高効率のごみ発電システムの導入により、焼却熱のエネルギーを最大限に回収して発電を行い、発電した電気は施設の電力として利用するほか、余剰電力は売電します。
- 計量棟
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車ごと乗れる計量機でごみの重さをはかります
- プラットホーム
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ごみ投入扉からごみピットにごみを投入します。プラットホームの投入口にはエアカーテンが設けられ、臭気がもれるのを防いでいます。
- ごみピット
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容積は4400㎥で、約1週間分のごみを貯めることができます。
- 焼却炉
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1日82t/d(41t/d×2炉)のごみ処理することができます。
- 蒸気タービン・発電機
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発電能力は最大1200kW、一般家庭で消費する電力の約2400世帯分に相当します。
- 排ガス処理設備
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ろ過式集じん器内部に設置された筒状のフィルタを通すことで排ガスの中に含まれる有害物質を取り除きます。
- 灰搬出
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灰はピットに集められ、計量機で重さをはかってからトラックで搬出されます。
施設概要
敷地面積 | 17,137.49m² |
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延床面積 | 7,366.15m² |
延床面積(工場棟) | 5,697.69m² |
階数 | 地上:4階、地下:1階 |
建物構造 | 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造 |
処理能力 | 82トン/日 (41トン/日×2炉) |
処理方式 | ストーカ式焼却炉 |
発電設備 | 蒸気タービン発電機(最大出力1,200kW) |
竣工 | 令和4年12月 |